サイドビジネス・副業等のあるサラリーマンの確定申告~2015年度版~

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サイドビジネスがある場合、どうする?
-確定申告-

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- 2015.01.31 -

サイドビジネス・副業等の確定申告

近年、インターネットオークションやアフィリエイト、太陽光売電の収入等があるサラリーマンの方が増えてきました。
では、これに関する確定申告は不要なのでしょうか?
結論としては、その所得が年間20万円超であれば、申告必要です。
なお、雑所得に該当するのであれば、以下のように計算します。

  • 雑所得 = 総収入金額 - 必要経費

では、確定申告が必要な場合について、ケース別に概要を見ていきます。

アフィリエイト収入

アフィリエイト収入を確定申告する場合、問題となり易いのは、必要経費の計上です。
必要経費は、「収入金額を得るために直接に要した費用」でなければ、認められません。
したがって、必要経費からは、家事に使用した経費を除外します。
例えば、自宅を事務所に使っているとしても、その家賃全額を必要経費として申告することは困難です。
アフィリエイト収入に対応する必要経費として、認められる可能性が高いものの一例は以下の通りです。

  • ① 記事等を作成する上で必要な書籍代
  • ② 独自ドメイン取得・サーバー維持費
  • ③ パソコン等の取得費
  • ④ 取材のための旅費交通費

なお、前述の通り、家事費との混同がある場合は、業務にのみ使用する部分を区分する必要があります。
例えば、取材のために電車を利用した場合は、その取材目的や日時、場所、成果などを記録した帳簿で履歴管理しておくのも一つの方法です。

太陽光売電等収入

近年、太陽光パネル等を自宅屋根等に設置しているサラリーマン家庭が増加しています。
一定規模以上のもの(例えば、出力量が50kW以上の場合)は、事業所得となる可能性があります。
しかし、一般的な家庭用に設置した程度で、特段の管理を行っていない場合の売電収入は、原則、雑所得となります。

太陽光売電収入に対応する必要経費として、その太陽光発電設備に関する減価償却費を計上することができます。
ただし、アフィリエイトの場合と同じく、家事費部分と区別し、業務に対応する部分のみを必要経費とします。
減価償却費の計上例は以下の通りです。

  • 太陽光発電設備:300万円(A)
  • 償却率(定額法):0.059(B)
  • 業務割合:80%(C)
  • 設置期間:6ヶ月(D)
下↓
  • A × B × (D ÷ 12) × C= 7.08万円

なお、アフィリエイト収入等、他の雑所得もある場合は、その総合計で20万円判定をすることに注意します。

【注】本Tipsでは、投稿日時点の情報を掲載しています。記事に関する税務・個別具体的判断につきましては、最寄の税務署または顧問税理士・税理士法人等へ相談確認して下さい。万一当記事に基づいて発生したいかなる損害についても、弊社は一切の責任を負いかねます。